録画しておいた『地球ドラマチック 世界へ!私たちのフィギュアスケート』を見た。
カナダでスケートを楽しむ40〜70代の女性が、フィギュアスケートのアマチュア世界大会に出るドキュメンタリー番組。
興味深かった。
番組を見始める時、なんで中高年女性がフィギュアスケートを?とか思ってしまった。
フィギュアスケートには、若い女の子がやるものというイメージを持っている。
どんな趣味にも適当な年齢層がある、という偏見が自分にはあるんだな…
夢中になれる趣味は、人生の難しいことを外側に追いやる。
悩みを忘れられる。
彼女たちがフィギュアスケートで氷上を滑る姿は、一所懸命でとても自由に見えた。
特に、印象に残ったのは、
「アクセルジャンプができるようになることを、自分への50歳のバースデープレゼントにしたい」と言った女性。
ものではなく、自分の成長が喜びということ。
ひゃ〜、かっこいいな〜!と思った。そういう事言ってみてぇ〜!
人はどんな年齢でどんな趣味をしてもいい。
そんな当然のことを、この番組を通して、きちんと、その通りだ思うことができた。
どんな事象もリアルに起きていることを知るまで、実感がわかない。
ドキュメンタリー番組ってそういう面で助けになるなぁと思った。
(ストーリー仕立てのものは人に共感を促して世界を広げるが、と同時に、悪い人もストーリー仕立てを利用して人を洗脳するので、気をつけないとな…とも思う)
フィギュアスケートをやる7人(6人だっけ?)のスタンスはそれぞれ違って
「楽しむぞ〜!」の人も、「戦争と同じよ!」という人もいて
いろんな趣味への向き合い方があるんだよなぁと思いました。